普通切手は、発行枚数と販売場所に制限がなく、郵便物の発送に使用することを目的とされた切手です。
明治3年に発行された当時は画期的な存在として手紙や小包を送る際に重宝し、インターネットが普及するまではどの家庭にも必ずあると言っても過言ではないほど、私達の生活に身近な存在でした。
しかし、現代社会ではありとあらゆる電子化が進み、郵便を利用する機会も減ってきましたよね。
使うだろうと買い貯めておいたけど結局使わずに余ってしまったという切手が手元にある人は、買取に出して現金化しましょう。
本記事では、普通切手の買取価格と高価買取に定評がある切手買取業者を紹介します。
普通切手の買取価格
普通切手の買取価格はバラ切手とシート切手で異なります。一般的に郵便用に用いる普通切手を金券ショップや買取専門業者に査定依頼すると、額面の金額を基準に70%や80%など店毎の買取レートに合わせて査定金額をつけてもらえます。バラ切手とシート切手毎の買取レートの違いは以下の通りです。
- バラ切手……額面の50%~60%の値段で買取
- シート切手……額面の80%~90%の値段で買取
普通切手の買取価格は、バラ切手であるかシート切手であるかで異なります。シート切手の方が需要が高いため、買取レートが高いです。
耳紙と呼ばれる切手シートの周り部分が破れている場合はバラ切手としての買取価格を適用される仕組みとなっています。
普通切手の事前仕分け
金券ショップに普通切手の買取査定をお願いする際は、切手の仕分けを義務付けられるケースが多いです。金券ショップ毎に切手の仕分け方法は異なりますが、一般的に以下の方法で切手を事前仕分けしておけば問題ないですよ!
※切手を事前仕分けなしで買取に出すと、事務手数料として普通切手の買取レートを5%~10%減少されてしますので注意が必要です。
バラ切手 | 額面毎に袋に分ける(一袋50枚まで)。枚数の書かれたメモを付ける。 |
---|---|
シート切手 | フォルダから取り出し、額面と面数毎に仕分けしてクリップでまとめる。 |
普通切手をバラの状態で買取してもらう際は、バラ切手として袋にまとめるより、台紙に貼って買取に出すと高価買取されやすいのでおすすめです。台紙にバラ切手を並べて、台紙右下に額面と枚数、額面の合計金額を記載しておきましょう!
額面以上の価格で売れる普通切手
普通切手の中には、上述のような買取レートに基づく額面査定ではなく、額面以上の価格で買取してくれる普通切手も存在します。明治時代、大正時代、昭和時代にかけて発行された普通切手は、発行されてから時間が経過し、現存枚数が少ないことから保管状態が良ければ20,000円から30,000円程の価値がつく可能性が高いです。高額買取されやすい普通切手の例は以下の通りです。売りたい普通切手が手元にある人は早速切手買取業者に無料査定してもらいましょう!
- 竜文切手
- 鳥切手
- 菊切手
- 竜銭切手
- 桜切手
- 小判切手
- 旧高額切手
- 田沢切手
- 震災切手
- 風景切手
- 第一次昭和切手
- 昭和すかしなし切手
高価買取してもらえる普通切手の数は数え切れません。明治から昭和にかけて郵便局で発行された切手はまとめて無料査定してもらうことをおすすめします。価値を知らないまま処分してしまうのはもったいないですよ。
高価買取に定評がある切手買取業者
高価買取に定評がある切手買取業者に普通切手を売ることをおすすめします。普通切手が大量余っている人や祖父母などが昔集めていたコレクションを譲られたけど価値がわからない人は、まずは切手1枚1枚に価値をつけてもらうことをおすすめします。チケットレンジャーなど郵送切手の高額買取レートに定評がある金券ショップや、切手の種類を問わず1枚1枚に適切な価格をつけてくれるバイセルなど、日本全国どこにいても利用できる切手買取業者を以下の緑のボタンをクリックしていますぐチェック!
まとめ
いかがだったでしょうか。普通切手の買取価格と高価買取に定評がある切手買取業者を紹介しました。普通切手の価値は素人目にわかりません。普通切手を買取に出すと、目利きが高い専門の査定員が切手1枚1枚を丁寧に鑑定して価値をつけてくれます。もちろん、普通切手の中には高い価格で買取してもらえる場合と額面通りの価格で買取される場合があります。しかし、一度冷静になりましょう。切手買取の良いところはあなたが損をする可能性がない点です。額面以上の価格で売れればラッキー、額面以上で売れなくても市場価値に適切な買取レートで現金化してもらえます。いらない切手はまとめて現金化しましょう!