本記事では、プレミア切手の買取価格と少しでも切手を高く売る方法を紹介していきます。
プレミア切手は、切手の額面につく値段よりも高い価値で買取される希少価値が高い切手です。プレミア切手の買取は、額面の何%の値段という買取レートが適用されず、1枚1枚需要と供給を吟味して買取価格をつけてもらうことができます。
それでは早速、知名度の高いプレミア切手の買取価格と少しでも高く売る方法を確認していきましょう。
切手の価値と買取相場
切手には2種類あります。違いは、切手に額面以上のプレミア価値がつくか否かです。
郵便用に使用される普通・記念切手は、額面通りの価値が見込まれ、以下の買取相場で価格をつけてもらえますよ。しかし、普通切手を買取に出すと、額面以下の買取額となるので、82円切手など今後もちょっとしたことで使いそうなバラ切手は買取に出してもあまりメリットがないです。
大量に余る普通切手のシートを買取に出せば、まとめて高額買取してもらえる可能性が高いので買取査定してもらいましょう!
- バラ切手……額面の5割から6割の値段
- シート切手……額面の7割から9割の値段
- 台紙貼り切手……額面の7割から8割の値段
プレミア切手の特徴
高価買取が期待できるプレミア切手の特徴は以下の通りです。
- 発行枚数が少ない
- 切手収集家からの人気が高い
- 保管状態が良い
プレミア切手の特徴は、発行枚数が少なく人気の高い切手です。一般的に高く売れる切手は、1955年以前に発行された記念切手です。ただし、発行枚数が少なくても人気が低かったり、人気が高くても発行枚数が多い切手は高価買取されにくいです。
見返り美人や月に雁など希少価値が高いプレミア切手は、約3,000円から5,000円の買取相場を期待できますよ!
プレミア切手の価値が下落しているのは本当?
プレミア切手の多くは、国家行事を記念して郵便局に発行された記念切手が多いです。記念切手は発行された期間が限定されていたため、普通切手と比較すると発行枚数が少ないため、希少価値が高くなりやすい特徴があります。しかし、現代では切手の収集家が減少していることで、1970年代から1980年代にかけてバラ切手1枚数万円の価値がついていた記念切手も供給量が多くなり、価値が高まりにくいのが現実です。
プレミア切手の価値は、切手コレクターの減少とともにこれからも下落していく可能性が高いです。切手を売りたいと思っている人は、できるだけ早く切手買取専門業者に切手を査定・買取してもらうことをおすすめします。
高価買取されやすいプレミア切手の種類
高価買取されやすいプレミア切手の買取相場は以下の通りです。プレミア切手の価値は高いですが、年月が経てば経つほど下落していきます。高価買取されやすいプレミア切手が手元にある人は、価値が下がる前にいますぐ無料査定を申し込みましょう!
※高価買取されやすいプレミア切手は、2019年11月13日現在の情報です。
見返り美人 | 3,000円(バラ切手) |
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月に雁 | 5,000円(バラ切手) |
えび蔵 | 3,000円(シート切手) |
ビードロを吹く娘 | 3,000円(シート切手) |
竜切手 | 20,000円(第一版) |
菊切手 | 6,000円 |
桜切手 | 35,000円 |
田沢切手 | 5,000円 |
震災切手 | 3,000円 |
第一次昭和切手 | 3,000円 |
昭和すかしなし切手 | 7,000円 |
第一次動植物国宝切手 | 2,000円 |
コイル航空切手 | 1,000円 |
梅蘭芳舞台芸術切手 | 60,000円 |
オオパンダ切手 | 7,000円 |
赤猿切手 | 100,000円(バラ切手) |
少年たちよ子供の時から科学を愛そう | 70,000円 |
キューバ革命4周年 | 10,000円 |
全国の山河は赤一色 | 1,000万円 |
万里の長城 | 6,000円 |
プレミア切手の買取価格
プレミア切手の買取価格を紹介します。紹介するプレミア切手は以下の通りです。以下で紹介するプレミア切手は全国的に知名度が高く、切手買取に精通した査定員に鑑定してもらえば、数千円から数十万円の価値がつく可能性が高いです。手元にプレミア切手がある人は切手の買取相場をいますぐチェック!
- 見返り美人
- 月に雁
- ビードロを吹く娘
- えび蔵
- 赤猿
- オオパンダ
- 梅蘭芳舞台芸術
- 毛主席シリーズ
見返り美人
1948年の切手趣味週間に発行された「見返り美人」は、昭和30年代の切手コレクター達に最も人気が高かったと言っても過言ではありません。当時、浮世絵が切手の図案に描かれた見返り美人をもっていた人は学校のヒーローとなれるほど、収集家に羨ましがられる切手で、現在でも切手買取をお願いすると、バラ切手で1枚3,000円、シート切手で1枚15,000円の買取価格を期待できますよ!
月に雁
1949年の切手趣味週間に発行された記念切手「月に雁」は、歌川広重の浮世絵作品が切手となったことで反響を呼び、人気が大変高まりました。現在でも切手コレクターの間で高額売買が行われていて、切手買取を依頼すれば、バラ切手1枚で5,000円、シート切手の状態で1枚25,000円の買取価格を期待できるプレミア切手ですよ。
ビードロを吹く娘
1955年の切手趣味週間に発行された「ビードロを吹く娘」切手は、発行枚数が少ない一方、切手コレクターの人気が非常に高い切手の1つであることから希少価値が高く、買取に出せばバラ切手1枚200円から300円、シート切手で約3,000円の買取価格を期待することができますよ。
えび蔵
1956年の切手趣味週間に発行された「えび蔵」切手は、額面の値段が10円であるのに対し、買取に出すとバラ切手で300円、シート切手で約3,000円に近い買取価格がつく可能性がありますよ。
赤猿
1980年に中国初の年賀切手として発行された赤猿切手は、年賀切手の中で唯一発行枚数が少なかった上に「猿」という縁起の良い動物が切手の図案に採用されたことで切手コレクターの人気は高騰し、買取に出すとバラ切手1枚で10万円から15万円の買取価格がつく可能性が高いです。赤猿切手をシート切手の状態で買取してもらう場合は、破れていたり裏糊が剥がれていない限り、100万円以上の買取価格で査定してもらえますよ!
オオパンダ
1963年と1973年の2回発行されたオオパンダ切手は、1度に3種類ずつ発行されていて、全6種が揃った状態で約5,000円から10,000円の買取価格がつく可能性が高いです。
梅蘭芳舞台芸術
梅蘭芳舞台芸術切手は、梅蘭芳という中国の女形人気俳優が図案に採用された中国切手として人気が高く、全8種が揃うと60,000円から70,000円の買取価格を期待できます。さらに、1962年に発行された小型シートは発行枚数が限られていたことで、希少価値が非常に高く、約150万円を越える買取価格が期待できるプレミア切手ですよ。
毛主席シリーズ
毛主席の切手シリーズに含まれる切手の種類は以下の通りです。
- 毛主席の立派な兵士・劉英俊
- 毛主席の長寿を祝う語録
- 毛主席の長寿をたたえる
- 毛主席像(中国共産党46年)
- 毛主席は赤い太陽
- 毛主席詩詞
- 毛主席の最新指示
中華人民共和国の政治家として最高書記を務めた毛主席が図案に採用された中国切手は、種類が豊富でそれぞれ連刷シートで高額買取されやすいです。「毛主席の最新指示」は5種類が揃う連刷小型シートで約50万円相当の買取価格を期待できます! 他にも中国切手は、近年国内で価値が高まっているので、手元にある場合は高価買取してもらえる大チャンスですよ!
プレミア切手を少しでも高く売る方法
プレミア切手を少しでも高く売る方法は、切手買取業者にプレミア切手を丁寧に査定して買取価格をつけてもらう方法です。お家に大量に眠る切手の図案を1枚1枚確認して、切手の価値や買取時の価格を計算することは素人目に非常に難しいです。プレミア切手として高く売れる確信がある場合はもちろん、切手の価値の有無がわからないという場合もまとめて切手を専門業者に査定してもらうことで、正確な買取価格をつけてもらうことができるのでおすすめですよ。下記のランキング記事では、おすすめ切手買取業者を分かりやすく比較できるようになっているので、いますグチェックして早速切手を売りましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。プレミア切手の買取価格と少しでも高く売る方法を紹介しました。プレミア切手を買取業者に査定してもらい、1枚1枚に市場価値に基づいた正確な買取価格をつけてもらいましょう! 切手の価値は年月が経てば経つほど下落していきます。切手ブームが今後再び訪れる保証のない今、手元の切手にプレミア価値がつく今のうちに手間なく買取してもらいましょう!
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